榊原温泉のシリーズとなってしまっています。
まぁ、この温泉は初めてなのでしかたありません。
しかし、この温泉は、温泉街というものがありません。あわら温泉のように田んぼの中に沸いた温泉でも多少の温泉街(というか、お店など)がある。
しかし、この由緒ある七栗の湯(榊原)にはそんなものはありません。
ただ、里山の風景がそこにあります。
都会で暮らす私にはとてもうらやましいところです。
しかし、この風景を維持するのにこの地の方は日頃働いているのでしょう!
私はずるくも、この平穏な風景を楽しんでいる。
茶畑もきちんと整備されている。ここのお茶が旅館に出ているのかな?このあたりには秋になるときっとその実りがたくさんあるのだろう!
湯元跡や湯ごりの地の石碑、長命水などが点在し射山神社や林性寺(お雛さまを見せてくださったお寺)
がある。
林性寺には室町時代の画僧兆殿司による涅槃の図があります(開帳期間は毎年3月14~16日)。この涅槃の図は複製を見せていただきました。めづらしく、猫が描かれております。訳知りの方はご存知かと思いますが、涅槃の図には猫は描かれておりません。林性寺の涅槃の図には訳あって描かれているのです。