ひさしぶりに温泉へ。但し、梅雨時はたいてい定宿の有馬へ行くのですが、今回は趣向を変えて、三朝温泉へ行きました。
三朝温泉は、ラドン温泉で有名な温泉地です。もちろん湯治の宿や温泉病院もある本格派の温泉です。
かのキュリー夫人も研究に来たとか?(キュリー広場あります!)
ともあれ到着後、雨が止んでいたのでお散歩へ!
宿から少し歩くと、三徳川(三朝川とも言うようです。)を渡る、かじか橋に到着します。その橋の中間あたりに足湯が設置されています。
すこしどんよりした雰囲気があるのはやはり梅雨だからです。かじか橋から三朝橋(温泉街)を臨んでみました。
左に日本家屋が並んでいますが、これがあの「旅館大橋」なのです。三朝でも有名な源泉をいくつも所有しかつお湯が下から湧いてくるというとても温泉冥利につきるところみたいです。(かく言う私はまだ宿泊したことがありません! 格式ある、というか結構高価な温泉宿なので私には手が出しにくいのです! 残念!)
気を撮り直し、三徳川を渡り、川沿いの散歩道を温泉街に向かいます。
やはり梅雨時です。お天気はいまいちだけど、緑がきれい!雨のおかげで草や木が元気なのでしょう!緑の香りに包まれての散歩はとても気分がいいです。途中、紫陽花なども咲いていました。
紫陽花は薄い紫のグラデーションがしっとりきれいな花です。湿った空気が晴れるようなお花だと感じます。
さて、三朝橋のたもとに来ると、以前にはなかった風景がありました。
恋谷橋(三朝温泉の一番東の橋)は、よくは知らないのですが、この橋をカップルで渡ると云々といったお話があるようです。この「恋谷橋」という映画はある温泉の再生というシナリオで作成されたようです。
なんでも第1回スーパーシナリオグランプリとかいうイベントに応募された多くのシナリオから見事グランプリを受賞したものらしいです。映画自体は2011年に公開されたようですが、私は知りませんでした。
ここ三朝温泉を中心にロケを敢行したそうです。当然、かの三徳山三佛寺投入堂や倉吉などもロケしたそうです。なかなかの観光案内にもなっているのかもしれません。
私はこの映画を知らないのですが、記念館で資料を見るとこの記念館が映画に出てくる旅館らしいのですが、旅館内部のシーンはすべてあの旅館大橋でロケされたらしいです。さすがわ旅館大橋ですね!
だんだん、空模様があやしく、湿度が上がって来たので、そろそろ宿へ帰ることに、温泉街はこれからだけど、以前にも来ているし、まぁ小さな町で昼間なのでいまいち活気が出てないと思いとりやめにしました。
しかし、映画のおかげか、観光客が以前より多く感じます。以前(数年前ですね! このブログにも書いてあります)は観光客はほとんどいませんでしたが、今回は、お天気も悪いのに観光客によく遭遇しました。
温泉の活気が戻ることは、私もうれしいことです。